PINARELLO

KOBH 60.1正式発表!


ピナレロは、最近その存在が明らかになったKOBH 60.1について正式に発表します。

KOBH 60.1は、石畳の道が繰り返される過酷なコースと予測できない天候という特徴がある北ヨーロッパのクラシックレースを戦うために、特別なバイクが必要になるとチームから要請を受け、チームSkyと共に開発されました。

KOBH 60.1は、TORAYCA®から提供されるNanoalloyテクノロジー™を用いた60t 超ハイモジュラスカーボンファイバーと、ピナレロ独自のEPSモールディングシステムを採用するDOGMA 60.1™と同じピナレロのトップレンジモデルです。

KOBH 60.1は、北ヨーロッパのクラシックレースで戦うための特別な新しいジオメトリーを採用しており、DOGMA 60.1™や他のピナレロモデルとは異なる特徴を持っています。その特別な設計はCenturyRide™ と名づけられ、長く起伏の多い荒れたコースでも衝撃を吸収してライダーの疲労を軽減し快適さを提供できるように設計されています。KOBH 60.1は、DOGMA 60.1™ と同等の横方向の剛性を持たせながら、快適性をも両立させる事に成功しています。これはシートチューブヘッドチューブの角度を寝かせヘッドチューブを長くし、フォークレークを増加させる事により達成させています。ホィールのクリアランスも28mmのタイヤが装着できるよう拡大されています。

その結果、パリ-ルーベのような過酷なコンディションのレースに最適なバイクであるだけでなく、KOBE 60.1が持つ優れた快適性は、よりリラックスしたライディングポジションを求めるライダーに対しても最適なバイクといえます。

チームSkyは、パリ- ルーベで新しいKOBH 60.1を使用し、ファンアントニオ・フレチャが表彰台にあがる活躍をしました。

KOBH 60.1には、シマノ デュラエース Di2のケーブルを内装できるバージョンと、一般的なコンポーネントを搭載できるレギュラーバージョンがあり、フレームサイズは48.5〜55(C-C) まで8サイズ用意されます。販売価格はまだ未定ですがDOGMA 60.1™と同程度、生産は7月からを予定しています。