商人としての品格

いつも購読している本から抜粋
儒教では「義」は正しい行いを守る事であり、人間の欲求を追及する「利」と対立する概念である。「利」が優先され、「義」が忘れられている風潮の歪みが一挙に噴出しているのだ。一橋大学の伊丹敬之教授は「悪い経営者」になる人の性癖を挙げている。(1)私心が強い、(2)人の心の襞がわからない、(3)情緒的に物を考える、(4)責任を回避する、(5)細かい事にでしゃばる、の5つである。今こそ商人として、経営者としての品格や生き方、正しさを問い直すときである。
・・・損得より善悪が大切